HTMLのエレメントの一つである<a>要素について説明します。
<a>要素: URL へのハイパーリンクを示す
①アンカー(Anchor)要素
②開始タグ・終了タグが必須 (例)<a> ~ </a>
③href属性を使って同じ、又は他のWebページやURL 、ファイル、メールアドレスなどリンクをする際に使用 (例)<a 属性=”属性値”> ~ </a>
<a>要素と一緒に使用可能な属性
が使える。
ハイパーリンク先の位置・URLを指定します。(例)<a href="URL">リンク</a>
リンク先の種類やリンク先との関係を表します。
relの属性値
alternate : 異なるURLで同じHTML文書がある時、両URLが同じHTML文書を使用していることを指定する(例えば異なるメディア版)
author : HTML文書の著者情報を示す
bookmark : 特定文書にハイパーリンクを指定する
external : 外部サイトにリンクされていることを表す
help : ヘルプへのリンクであることを示す
license : ライセンス情報に載っている文書へのハイパーリンクであることを示す
next :「現在の文書」の「次の文書」へのリンクを指定する
nofollow : リンク先の文書がリンク元と関係ないことを示す
noopener : 新しいブラウザウィンドウでWindow.openerプロパティを設定しないことを示す
noreferrer : 別のURLに移動する際にリンク元のURLをリファラー(Referer)として送信しないように指定する
opener : targetのリンクにnoopenerの動作が発生しないようにする
prev : 「現在の文書」の「前の文書」へのリンクを指定する
search : 検索するための文書を参照することを表す
tag : タグのページへのリンクであることを示す
リンク先の言語を示します。
リンク先(URL)の MIME タイプ(メディアタイプ)を指定します。 (例)「type=タイプ/サブタイプ」 リンク先がHTMLであればtype=”text/html”リンク先がCSSであればtype=”text/css”
リンク先ファイルをダウンロードできるようにします。 (例)<a href=
“” download="">~</a>
リンク先を開く際にWebブラウザ上の表示場所を指定します。
targetの属性値
_self : 現在のブラウザウィンドウに表示 (既定値)。特にtargetでの指定がなければ、現在のウィンドウに表示
_parent : 現在のブラウザウィンドウの親ウィンドウに表示。親ウィンドウがなければ「_self」と同じく現在のウィンドウに表示
_blank : ブラウザの新しいタブ又は新しいウィンドウに表示
_top : 現在のブラウザウィンドウの最上階層ウィンドウに表示。親ウィンドウがなければ「_self」と同じく現在のウィンドウに表示
<a>要素の使用例
リンク先の種類がヘルプであることを示します。⇩
<a href="tabi.html" rel="help">旅行ヘルプ</a>
リンク先の言語が日本語(ja)であることを表す ⇩
<a href="https://sollamu.com" hreflang="ja">SAKAブログ</a>
jpgファイルがHTML文書と同じ位置[ディレクトリ(directory)]にあることを表す【相対パス】 ⇩
<a href="nature.jpg" download="" alt="自然のイメージ">自然</a>
jpgファイルがHTML文書の位置より1つ下のディレクトリにあることを示す 【相対パス】 ⇩
<a href="/nature.jpg" download="" alt="自然のイメージ">自然</a>
jpgファイルがHTML文書と関係なく位置(階層)が特定できる 【絶対パス】 ⇩
<a href="https://sollamu.com/nature.jpg" download="" alt="自然のイメージ">自然</a>
<相対パス・絶対パス>
相対パス:パスが記述されている「ファイル」の位置(階層)を基準として指定された「リンク先」の位置を特定する
絶対パス:「リンク先」の位置をURLで指定する。HTMLファイルの位置(階層)と関係なく独立で位置が特定される
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