ROUNDDOWN関数とTRUNC関数との違い
ROUNDDOWN関数とTRUNC関数は、どちらも数値を切り捨てる機能を持っていますが、いくつかの重要な違いがあります。以下にその違いを詳しく説明します。
- 基本的な動作
- TRUNC関数: 指定された桁数で数値を切り捨てますが、小数部分を単純に削除する動作をします。
- ROUNDDOWN関数: 指定された桁数で数値を切り捨てます。
- 負の数の扱い
- ROUNDDOWN関数: 負の数に対しても、0から離れる方向(より小さい数)に切り捨てます。
- TRUNC関数: 負の数に対しては、0に近づく方向に切り捨てます。
- 引数の扱い
- ROUNDDOWN関数: 第2引数(桁数)は必須です。
- TRUNC関数: 第2引数(桁数)はオプションで、省略した場合は0として扱われます。
- 具体的な例
正の数の場合:
- 数値: 3.7
- ROUNDDOWN(3.7, 0) = 3
- TRUNC(3.7) = 3
負の数の場合:
- 数値: -3.7
- ROUNDDOWN(-3.7, 0) = -4
- TRUNC(-3.7) = -3
小数点以下の桁数指定:
- 数値: 3.14159
- ROUNDDOWN(3.14159, 2) = 3.14
- TRUNC(3.14159, 2) = 3.14
- 使用場面
- ROUNDDOWN関数: 財務計算や統計分析など、一貫して下方向への切り捨てが必要な場合に適しています。
- TRUNC関数: 単純に小数部分を削除したい場合や、絶対値を小さくしたい場合に適しています。
ROUND関数については下の記事をご参照ください。
まとめ
結論として、ROUNDDOWN関数とTRUNC関数は似ているように見えて、実際には異なる動作をする場合があります。特に負の数を扱う際には注意が必要です。
使用する状況に応じて適切な関数を選択することが重要です。例えば、金銭的な計算では一般的にROUNDDOWN関数が好まれますが、単純に小数部分を削除したい場合はTRUNC関数が適しているかもしれません。
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